FXを1からビジネスとして始める方法

FXで勝つためにビジネスとしてトレードしよう

目次:
FXで稼ぐ会社を作ろう(実際に登記しなくても、バーチャルで起業する事が大事)
FXをビジネスとして置き換えよう

FXで稼ぐ会社を想像でいいから実際に起業をしてみよう

起業とは会社を作る事です。会社とは商売をして「お金を稼ぐ」仕組みの事です。会社として機能するために必要な物があります。それは人、物、金です。

人=会社で仕事をする社員です。
物=商売の内容です。
金=商品の仕入れ金、人件費、光熱費、家賃、その他にかかる経費を事前に用意します。

今回はFXで稼ぐ会社を作りますので、人、物、金は次のようになります。

人【社長兼社員は自分、それぞれの役割とは】

自分が社長兼社員です。会社を成功させるためには真面目に仕事をこなし、結果を出す必要があります。

①社長としての仕事:会社が失敗しないように、ビジネスプラン(事業計画書)を作りましょう。これはとても簡単です。営業時間、商品の決定、マーケティング戦略を決める、営業方針の決定などを書きします。書き出した計画書は忠実に実行しましょう。

営業時間:トレードの時間帯です。FXは24時間営業できますので、自社の方針に合った時間帯で営業しましょう。

商品の決定:取引する通過を選びましょう。通過によって値段変動の形も時間帯も変わってきます。また、取引の金額も変わりますので、自社の都合に合わせて決めるべきです。

戦略を決める:トレードには様々なやり方がありますね。スキャル、デイトレ、スイングなどがありますが、それぞれ特色がことなりますので、自社の資金力に合わせた戦略を決めましょう。

営業方針:FXトレードをする上で必ず必要な二つの事柄を決定します。一つ目はリスクの単位です。リスクの単位は、売買資金によって算出します。大雑把にいえば、10〜20回連続して負けても大丈夫な金額を「1リスク」として決定します。二つ目はレードルールを作る事です。トレードルールの第一番には必ず「取引するたびに損切りを設定する事」これを絶対に入れるべきです。また、エントリーのタイミングや利益確定のルールは最低限のルールを決めましょう。作ったルールはかならず厳守し、結果を記録して、勝率を割り出します。営業方針のない会社はすぐに潰れますし、これを守れない社員はすぐに損害をだします。これに間違いはありません。

②社員としての仕事:会社の方針に従い、機械的に作業をこなしましょう。業務内容としては、ルールに従った売買の実行、業務報告書(勝ち負けの記録やその背景などの記録)の作成、毎月の損益レポートの作成などです。

物【商売するのに必要な物をリストしよう】

一般の会社なら営業に必要なものは山ほどありますが、今回はFXで稼ぐ会社なのでリストは短くお手軽です。

①売り物:通過ペアを選びましょう

②商売の手段:自社のビジネスプランにとって都合のよい証券会社と契約しましょう。

③商売の環境:マーケットで遅れをとらないように、環境を整えましょう。ネット回線、パソコンと携帯、そして自社の事業計画で取り決めた内容を実行するために必要な品々を用意します。

金【資本金を決めて実際に用意しよう】

資本金とは、会社経営するために使うお金です。会社を立ち上げるお金、そして営業を続けるために必要なお金の合計です。

①始めるお金:パソコンやネット回線などの環境を整えるための資金、そして外国為替を売買するための資金を調達します。売買資金は自己資金で、可能な限り多めに用意する事が大事です。なぜなら、利益はこの金額に比例して拡大するからです。売買資金が多ければそれだけ毎月の利益が大きくなります。逆に小さな資金の場合は、利益も小さくなりますので、その資金を大きく増やすための時間が長くなります。

②事業を続けるためのお金:毎月の経費をはじめに計算しましょう。最低限必要なお金として、家賃、光熱費、通信費などがあります。その上に人件費(自分の給料)を加味した金額が毎月会社が稼がないといけない金額です。一般的に起業する場合は、運転資金として、この金額の3ヶ月分、事前に用意します。

まとめ

以上の事柄をすべて書き出しましょう。おすすめはルールブックの一番前のページにこの内容を実際に書き込む事です。

あなたの会社名:
資本金:
営業時間:
リスク単位:
毎月のノルマ:

FXをビジネスとして置き換えよう

さて、卓上で起業が済んだら次はビジネスを始めましょう。最初にするべき事は、先ほど作ったビジネスプランを現実に置き換えて実践しアップグレードする事です。そのためにもここからは、FXを商売としてより具体的に考え、ビジネスマインドでいろいろ考えていきましょう。このステップはビジネスマインドを鍛えるので、メンタル的にもより一層強くなれます。

営業時間をきめる:参加する市場を選ぶ

FXは世界中に市場があり、とても活発なので24時間取引が可能です。しかし、個人経営で24時間営業はきついので、自分にとってもっとも楽に稼げる時間を探しましょう。

9時〜17時 東京(活発)
12時〜20時 ウェルリントン(穏やか)
21時〜05時 ニューヨーク(激しい)
02時〜10時 ロンドン(激しい)

上記四つの時間帯がFXマーケットのもっとも活発な時間帯です。アジアやヨーロッパなど世界中で同時にマーケットが動いていますので、上記以外の時間帯もFXは動いています。ご自分の生活リズムに合わせてもいいですし、好きなマーケットに営業時間をあわせても構いません。しかしメリハリをつけるためにも、しっかりと営業時間を決めましょう。


商材をきめる:取引通過を選ぶ

FXで取引される通過は、会社が取り扱う商品と一緒です。メジャーな通過は下記のとおりとなっています。

米国ドル:円
グレートブリテンポンド:円
ユーロ:円
ニュージーランドドル :円
オーストラリアドル:円
スイスフラン:円
カナダドル:円

これ以外にも、人気な通過はトルコリラ、南アフリカリラ、メキシコペソなどがあります。

どの通過を取り扱い商品にするかによって、トレードの手法も変わってきます。各国の通過はその国の経済に敏感に反応しますので、はじめのうちは情報が手に入りやすく、馴染みのある通過に絞って売買する事をおすすめします。


仕入れ量をきめる:取引ボリュームを覚えよう

どの通過にも共通する仕入れボリュームがあります。ボリュームとは一度に注文できる最低の単位です。下記にリストしました。

スタンダード 10万通過
ミニ 1万通過
ミクロ 1000通過
ナノ 100通過

一般的にどのFX業者もスタンダードの注文で取引を受け付けていますが、中にはミクロやナノ単位での売買も受け付けている会社もありますので、それぞれの会社ホームページなどを参考にしてご確認ください。


売買の基本ルールのおさらい

さて、仕入れる商品と仕入れの量が決まったら、次は実際に商売をしてみましょう。FXでは二とおりの商売ができます。

①ロング:買いの注文を確定したのち、売りの注文を確定させて取引を完結する。買った値段より高く売り利益をだす。買った値段より低く売ったら損益となる。ようは、現時点より価値が上がると思った場合は「買いから注文する」ロングポジションをとる。
②ショート:売りの注文を確定したのち、買いの注文を確定させて取引を完結する。売った値段より低く買い戻し利益をだす。売った値段より価格買い戻したら損益となる。現時点より価値が下がると思った場合は「売りから注文する」ショートポジションをとる。

売りでも買いでも、はじめの注文を確定させたら「ポジション持つ」ことになり、市場の値段が動くのを追いかけながら、どこかのタイミングで反対の注文を確定してその「ポジションを閉める」までが取引を流れとなります。持ったポジションは必ずクローズさせる事がFXのルールです。

売り上げ利益をきめる:損切りと気液確定を設定しよう

ポジションを持つ前に取引のリスクと見込み利益を決めましょう。どんな商売でも失敗と成功は紙一重です。失敗の度合いをあらかじめ決めておけば失敗は強くありません。逆に成功の度合いは、先に決めておくのもよし、値段を追いかけながら利益の確定をきめるのもよし、自社の取引ルールに乗っ取り的確な取引を行いましょう。さて、ここできになるのは損と利益の度合いです。

リスクの倍を儲けるのが一般的です。例えば1000円のリスクには2000円の利益を見込むのです。ちなみにFXは鮮魚の小売販売に例えられます。1000円で仕入れたお刺身を2000円で販売するような商売です。鮮魚なので、売れなければ仕入れで使った1000円は無くなります。逆に2000円で売れれば倍の利益がでます。需要がたかまれば3000円で得る事もできますし、買い手がつかなければ仕入れ値やそれ以下で叩き売ったりします。

重要な事は、リスクを決めて、必ず損切り注文を出しておく事です。「逆指値の注文」ともいいます。逆指値の注文を出しておけば、あらかじめ決めていたリスク値で必ず損がとまります。これを設定しないと含み損が増えつつけて、いつの間にか破綻する事になります。

損切りを決めたら、次は利益を出すポイントを決めましょう。いつも自分が選んだ値段で売れるわけではないので、リスクの値より利益の見込み値を大きくせっていしましょう。FXは突き詰めると上がるか下がるかの半丁賭博のようなものです。そしてテクニカルやファンダメンタルの情報を使い、取引の勝率を若干有利にしていきます。もともと50%の勝率に、情報を駆使して10%の期待値をプラスした勝率60%の取引を目標にしましょう。でも最初は50%の勝率でも負けないようなシステムを考えましょう。そのシステムとはリスクマネージメントのしすてむです。損切りと利益確定の数値をきめる事が第一歩です。50%の勝率で損がでない数値を考えるのです。例えばリスク1000円ならば利益は2000円といったようにあらかじめ決めておきます。FXでは「pip」で計算しますね。

例えばロングポジションの場合、損切りのポイントをポジションポイントよりも−10pipsと設定した場合は、利益確定はポジションポイントよりも+20pipsほど高く設定する形です。そうすれば10回の取引で5勝5敗しても
5勝 100pips
5敗 50pips
合計で50pipsの利益が出る計算になります。これの素晴らしい事は6敗しても少しの利益が出る事です。

取引のルールを決めよう
FXで稼ぐためには自分の勝率を5割以上にキープする必要があります。そのためには取引をするルールを決めて、勝敗を常に分析し記録し、勝率を意識して、できる事なら徐々に改善していき、それもさらに分析と記録で勝率を確認し続ける事が必要になります。勝率を正確に判断するためには、詳細な取引ルールを記録し、そのルールにのっとり取引をしていくのが定石です。

最低限のルール:損切りを決めて必ず毎回自動的に機械的に逆指値注文をだす。

このルールだけは必ず守る必要があります。このルールがないと、勝敗の軸が無くなり、取引の改善ができなくなるからです。また、例えば完全にランダムでFX取引を行った場合は勝率50%となりますが、損切り注文を出していないと、一発の負けで資産がすべてなくなってしまう場合もあります。これでは商売ではなく賭博ですので、絶対に逆指値の注文は出す事にしましょう。

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